クラゲの豆知識
クラゲってなんなの?
クラゲは5億年前からいたことがわかっているかなりの大御所。
恐竜やアンモナイトの誕生より昔から今まで生き延びてるってすごいですよね。分類としてはプランクトンの一種で、体の95%が水分で出来ています。
見た目は全然違いますがサンゴやイソギンチャクの仲間なんですよ!
プランクトンとは?
プランクトンと聞くと、「海の中にいる小さい生物」というイメージがあるかと思いますが、定義としては「泳ぐ能力がなく、水中で浮遊生活を送る生物」のことをプランクトンと呼びます。
なので1mを超えていても泳げなきゃプランクトンだし、水の流れに逆らって泳げたらプランクトンではないんですね。
クラゲの豆知識
四つ葉のクローバーみたいな模様は何?
ミズクラゲといったらクローバーのような特徴的な模様がありますよね?
あれは一体何なのかというと、人間でいう胃と生殖腺(精巣や卵巣)なんです。
4つの胃を生殖腺が取り囲んでいるのですが、30分の1くらいの確率で胃が5個とか6個の個体もいるので、探して見るのも楽しいと思います。
生殖腺があるということはクラゲにもちゃんと雄と雌がいるということです。
ちょっとビックリですよね。
クラゲギャラリー
アメリカヤナギクラゲ
夜は深場で休み、昼に海面に浮上してプランクトンを食べる。「クラゲ」と総称される、ゼラチン質の体をした海洋生物のなかでも、海岸近くで最もよく見られる種の1つ
ハナガサクラゲ
繊細で美しいが危険という、相反する特徴を備えている。海底近くで色鮮やかな触手を揺らして魚をおびき寄せると、毒のある刺胞で仕留める。
シンカイウリクラゲ
有櫛動物門のクシクラゲの一種。クシクラゲには散在神経系と肛門があり、現存する最古の生物とも考えられている